1. 気候調整・水循環・生物多様性の回復
Improvement of Micro Climate, Recovery of Water Cycle and Bio-Diversity
ランドスケープ・エコロジーを基盤とし、地域の関係者と一緒に考えながら、気候変動問題や人口減少問題等のリスクに対しレジリエントで、かつ日常時にも豊かな環境を人々が享受できる都市環境計画・デザインに向け、土地に蓄積された記憶を読み解きながら、将来のビジョンを描いていく都市環境デザインの実践活動を行います。
横浜開港150周年記念コンペ:気候調整・水循環・生物多様性の回復に向けた提案
2. 少子高齢化時代の団地オープンスペース再編計画
Landscape Design/ Urban Revitalization by Utilizing Local Resources
少子高齢化時代において、地域住民や周辺の関係者が、住み続け、世代更新をしながら多世代、誰もが豊かな暮らしを享受しうる団地内の共同農園・共同花壇やプレイバークをはじめとするオープンスペースの在り方に関して、計画・提案を行っていきます。
UR団地におけるオープンスペース計画
3. 復興計画・まちづくりワークショップ
Revitalization Plan / Community Development Workshop
近年、世界諸国で頻発する大規模な水害や震災といった自然災害が頻発し、地域の人々の暮らしや生業が破壊されています。こうした状況下において、地域において培われてきた土地利用や文化的景観を尊重しながら、長期的視点において、希望の持てる未来を描いていく復興プロセスを支援する活動を行っていきます。
4. 多主体共創型の都市環境マネジメント
Urban Environmental Management Collaborated by Various Stakeholders
那珂川は、天神と博多をつなぐ重要なエリアです。近年水上公園・天神中央公園西中洲エリアがパークマネジメントにより魅力的な公園へとリニューアルされました。さらに、中洲と天神をつなぐ春吉橋では、架替工事が行われておりその後には広大な公共空間が都市の中心に創出されることが予定されています。2020年から新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、この時代におけるオープンスペースの在り方、単なる親水空間にとどまらない、福岡・博多のパワーを最大限活かした水辺空間の在り方やネットワーク化について、ウォーター・パークマネジメントという視点で多主体共創型の都市環境マネジメントに向けた取り組みを行っています。さらに、九州大学持続的共進化地域創成拠点(COI)との協働により、公共空間の利活用に伴う人の流れの変化の実証分析・提案も行います。