九州大学大学院 芸術工学研究院 環境デザイン部門 高取千佳研究室

九州大学高取千佳研究室 では、 ランドスケープ・エコロジーの視点で、人と自然との共生・持続可能でより豊かな地域社会の形成に向け、研究・実践活動に取り組んでいます。

今日、世界諸国で気候変動に伴う海水面上昇、異常気象の増加や震災等の自然災害による甚大な被害が生じています。一方、人口減少期に突入した国内では、都市・農村・里山地域の管理放棄が進行し、自然災害への脆弱性の増大、生態・生活環境の劣化が課題となっています。

そうした中、「自然環境を生かした社会的共通資本」であるグリーンインフラを創出し、地域再生、水管理、防災・減災、生物多様性、景観向上、健康増進等の多面的機能を活用していくことが必要とされています。

本研究室では、「グリーンインフラの創出」に向け、地域固有の自然・社会的条件によるランドスケープの構造・機能・変化を読み解き、さらに先端的シミュレーション技術を活用して将来の地域のリスクを評価する研究を行います。また、そうしたリスクに対しレジリエントで、かつ日常時にも豊かな環境を人々が享受できる都市環境計画・デザインに向け、地域の関係者と一緒に考えながら将来のビジョンを描いていく実践活動を行います。

入学生の募集案内について

2022(令和4)年度入学生を募集します。

現在、九州大学大学院芸術工学府では入試情報を公開しています。

https://www.design.kyushu-u.ac.jp/admission/

ホームページをご覧いただき、本研究室に興味を持たれた方は高取研究室までご連絡ください。